日本ボードゲーム大賞2012 ゆうもあ賞 決定
「日本ボードゲーム大賞 ゆうもあ賞」とは、その年に発売されたゲームの中で最もボードゲームの普及に貢献したと考えられるボードゲーム選出する制度です。
日本ボードゲーム大賞ゆうもあ賞とは
◎日本ボードゲーム大賞2012 ゆうもあ賞
クラック
原題:KLACK!
プレイ人数:2〜6人用
対象年令:4歳以上
プレイ時間:10分
価格:3,150円
作者:H.シャフィール@2012年
発売元:アミーゴ(ドイツ)/輸入元:エルフ、ブラザー・ジョルダン、メビウスゲームズ
日本ボードゲーム大賞2012 ゆうもあ賞ノミネート
日本ボードゲーム大賞2012 ゆうもあ賞 選考理由について
ゲームをあまり遊ばないご家族にプレゼントしたり、「初めてゲームを買おうと考えているけど、どのゲームがいいですか?」と質問されたりしたときに、ゆうもあとしておすすめしたいゲームを選びました。
内容的には飽きがこない、末永く遊べる、能力差が極端に出ない、親子ともに楽しめる、大人でも誰もが楽しめるなど、流通的には専門店・インターネット以外でも入手でき、ボードゲーム愛好者でなくても目に触れるところで販売されていることを重視しています。
大賞の『クラック』は、認識系のゲームですが取る対象のコマが複数あって苦手な人でもいくつか取る事ができる点、磁石でくっつけるアクション要素、たまによりたくさんのコマを取ることがあるイベント性などが評価されました。ノミネートの『ドブル』も同系統のゲームで、選考は難航を極めました。最後は、ゲームショップ系、木のおもちゃ屋さん系どちらでも手に入るダントツの流通面や、この手のゲームが苦手な方々でもやや受け入れられやすい点が評価され、僅差で『クラック』に軍配が上がりました。
ノミネートの『ドブル』は、手軽で簡単なルールが複数あっていずれも面白く、認識系のよいゲームとして評価されました。同系統のゲームである『クラック』に大賞は譲りましたが、選考は最後まで評価が割れました。こちらも自信を持ってお薦めできるゲームです。
ノミネートの『ベガス』は、上記の2つに比べるとやや難しめですが、サイコロを振って置くだけの簡単なルールでありながらどれをどこに配置するか非常に悩ましく、ダイスの駆け引きゲームとして秀逸です。遊び応えのあるゲームとして、是非チャレンジしていただきたいゲームです。
ゆうもあ内の選考委員(下記)により、2012年11月から2013年2月にかけて選考を行い、上記の通り決定いたしました。
選考委員(五十音順):一階良知、上島純一、北村忠宏、草場純、末原俊幸、畑直樹、松村謙一
<輸入代理店の方々へのお願い>輸入代理店で上記の品を輸入されている方が他にいらっしゃいましたらご一報頂けると幸せです。またほかの日本語タイトルで発売されている場合もゆうもあ事務局までお知らせくださいますようようお願いします。
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